ヘルスケア

【免疫力】強い身体がほしいなら腸内環境は外せない理由【現代人はシステマと腸活はやっとくべきです】

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免疫シリーズとして、ぜひとも知らせておきたいことがあります。

これまで免疫について説明してきましたが、
免疫力の高い身体を作るためには、
ずばり、次のことに気をつければよいと、私は結論いたします。

1.ストレスを解消する
2.栄養不足を避ける(栄養が偏らない)
3.皮膚粘膜の機能を向上させる

これらは、身体の内側の対策です。

「ストレスがどのように身体を脆弱にしてしまうか?」は、こちらで学べます↓

【免疫力を高めたいなら絶対に知っておくべき】ストレスによる自律神経への影響【リラックスが最強説】 本ブログでは、 人間本来のパフォーマンスを引き出すチート的メソッドである ”システマ”(ロシアの古来武術を体系化したもの)の...

感染症を予防するならば、
これに加えて、身体の外側の対策をとるとよいでしょう。
例:手洗いうがい、マスク、予防接種など

私が伝えたいことは、
”内側を満たした上での外側の対策”という考え方です。

どんなに外側の対策をしても、
隔離シェルターにでも入らない限り、私たちの身体は菌と接触します。
流行している菌ならば、なおさらです。

必ず内側が試されるのです。

現在の日本の状況を見ていると、
外側の対策を徹底するあまりに、
別の要因で(ストレスなど)健康を損なってしまいかねません。

それでは、こんな感染症が叫ばれている時代だからこそ、
満たすべき、内側の対策になる項目を解説していきます!

感染症にかかる原因と対策&最強のシステマ活用方法はこちら↓

【健康】「風邪、インフルエンザ・新型コロナウィルスによる感染症」への対策を解説【システマの原理原則によって免疫機能を作動させよう】 本ブログでは、 人間本来のパフォーマンスを引き出すチート的メソッド ”システマ”(ロシア武術として知られる)について、発信・...

1.まずは内側の対策を

 1.ストレスを解消する 

これは、”システマ”をしていれば、基本的に問題ありません。
これまでの免疫シリーズ、システマ解説の記事で、
しつこいほど、何度も言及してきましたが、
システマの4大原則と、視野や意識を広くもつことで、
ストレスが溜まりにくく、そして解消されやすくなります。

ロシアの武術 システマとは?【基本概念と習得スキルを解説】某システマ芸人のメディア露出を発端に、 多くの方が、ロシアの武術”システマ”を耳にするようになりました。 「ロシアの特殊部隊で教...
システマライフハッカー
システマライフハッカー
そういえば、視野や意識については、まだ述べていませんでした^^;
視野や意識は、システマ発動において、原則に加えて良いくらい大事なことだと、個人的に思ってますので、後日解説します!

システマをしていない場合なら・・・
運動したり、深呼吸したり、ストレッチしたり、好きなことをする.....
(結局、全部システマで網羅されているんですよね^^;)

 

 2.栄養不足を避ける 

日本のような飽食な社会では、あまり懸念されません。
何を食べるか選択できますから、日々の食事が偏らないように、
ファーストフードでなく、和食を取り入れるなどの習慣で、
概ね栄養バランスは、とれていきます。

 

 3.皮膚粘膜の向上  ←これが今回言及したいとところ!!

正しい生活習慣と栄養バランスができていれば、
皮膚粘膜は、正常に保たれるでしょう。

だったら、
2で満たされるから、3つ目に挙げなくてもいいじゃんと、
なりそうですが、

ここでは、栄養をとるという観点でなく、
より直接的に身体の防御壁を強化できるという観点で、
ぜひとも取り入れるべき内容なので、第3の内側対策として挙げます。

それは、皮膚粘膜の中でも”腸”という組織の向上!
腸内環境”を向上させることが、身体の内側を飛躍的に強化するのです。

2.腸内環境が免疫力を高める理由

まず、腸内環境が悪いとは、どのような状態でしょうか?

腸内に生息する菌の分布(腸内細菌叢(そう)or 腸内フローラ)において、
悪玉菌といわれる、人の健康を損わせる物質の産生に関与するものが多く、
腸の活動で、外に排出されるべき老廃物が多く残っている状態、
を指します。

その腸内環境の改善が、身体の内側の強化(免疫力)につながる理由は、
次の3つに大きな影響をもたらすからです。

1.栄養の吸収性 2.免疫システム 3.

順に説明していきます。

 1.栄養の吸収性 

私たちが食べたモノは、
口、胃、腸で分解・消化されていき、
栄養素は腸で吸収されます。

もし、腸内環境が悪いと、
老廃物が溜まっているため、物理的に栄養素の吸収効率が下がります

また、老廃物が溜まるだけでなく、それを腸内細菌が分解するため、
老廃物由来の有害物質が、体内に吸収される事態が起きます。

このように、腸内環境がとりわけ注目すべきなのは、
細菌という多くの生命体を宿しているからです。

その数、なんと1000種類以上(まだ検出解明されていない菌もいる)が、
合計で約100兆個!!!!
※それらの菌を集めると、約1kgになると言われる。

人間の身体を構成する細胞が、約270種類、約37兆個なのに、それ以上に多いのです。
※ちなみに、人間の脳は約1.4kg。

ある研究によると、腸内細菌叢が変われば、同じ食べ物をとっても、
痩せる場合と痩せない場合があります。
(痩せる場合は多様性に富み、脂肪として蓄積されない状態にまで分解されるようです)

それほど、栄養の吸収性や吸収する栄養は、腸内環境に左右されます。

 

 2.免疫機構 

人の消化器は、人体の内部と外部の境界です。
中でも、腸は外部から内部にモノを吸収する組織です。

外部からの異物の通過を選定するシステムをもちます。

※それ以外の皮膚や口腔などの粘膜組織でも、異物は体内に侵入することがありますが、
 最も盛んに、侵入を選定しているのは腸です。

”免疫”という自己防衛システムを理解しよう【自ずと免疫力を高める対策がわかります】 本ブログでは、 人間本来のパフォーマンスを引き出すチート的メソッドである ”システマ”(ロシアの古来武術を体系化したもの)の...

そのため、有害な異物があれば、絶対に見過ごさないように、
免疫システムが最も発達しています。
(免疫細胞であるリンパ球の約70%が、腸に集約されています)

これを、腸の管にある免疫システム=”腸管免疫”と言われます。

腸内環境が悪いと、
免疫細胞や抗体の質、生産量が正常にコントロールがされにくくなります。

 

 3.脳 

意外かもしれませんが、脳と腸はお互いに影響し合っています(脳腸相関とよばれる)。
これは、精神的ストレスなどにつながる情報が行き来しています。

物理的に離れた組織同士ですが、
脳から腸には、自律神経を通じて、
腸から脳には、迷走神経やホルモンの分泌、腸内細菌による産生物質を通じて、
情報伝達が行われています。

システマライフハッカー
システマライフハッカー
ストレスでお腹が痛くなる現象や、腸内環境を良くすることで不安感が抑制される事例(自閉症が改善という研究結果がある)は、この脳腸相関によるものです。

つまり、腸内環境が悪いと、精神的なストレスが誘導され、
免疫力や健康そのものが脅かされてしまいます。

上記で、こっそりと記載しましたが、
腸内細菌の総量は約1kg、脳の総量は約1.4kg。
と、ほとんど変わりません。

人間の身体は、
半分が自分で、半分が腸内細菌がコントロールしているといっても過言ではないかもしれません。

 

以上のように、

腸内環境は、
栄養面、免疫面、ストレス面という健康であるための根幹に、大きく関与します。
逆を言えば、腸内環境を良くすれば、健康が底上げできます
これを改善しない手はありません。

だてに、”腸活が大事”と、囁かれているだけありますよね^^

次回は、そんな腸内環境を良くするために、どうすればよいかを紹介します!

それでは!!

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ABOUT ME
いなも@システマライフハッカー
”仙豆”を開発することを夢見て、健康食品会社で働いていたものの、2016年に出会ったロシアの武術”システマ”こそ、その糸口があると感銘し、勝手にシステマ普及活動を始める。 一方で、クリエイティブなモノ作りが好きで、DX社会で楽しみを見出せる"Unity”を活かして、”スマートかつ快適な暮らし”のヒントを発信している。

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