2021 年の新しい Android App Bundle とターゲット API レベル要件
上のGoogle公式サイトをご参考いただけるとわかる通り、
2021年8月よりGoogle Playでアプリに求められる設定が変更されます。
そこで本記事では、
その中のAPIレベル30以上という点の対応策を書き綴っておきます。
1.Unity Editorでの設定
お持ちのUnity Editorを立ち上げ、「Build Setting」へ。
そして「Player Setting」から「Target API Level」を「API Level 30」に変更します。
![](https://youdoyou-motto.com/wp-content/uploads/2021/06/apilevelchange-01.jpg)
しかし、これだけでAPI Level 30に対応したSDKが使えるとは限りません。
Editタブの「Preferences」、「External Tools」において、参照するSDKフォルダをご確認ください。
チェックを外して、「Browse」をクリックすれば確認できる
![](https://youdoyou-motto.com/wp-content/uploads/2021/06/apilevelchange-02.jpg)
SDKのplatformsにAndroid-28と-29しかありませんね・・・
これではビルドしても、インストールされてないよ!というエラーが生じます。
なので、
お持ちであろうAndroid Studioを経由して、Android -30をインストールしましょう。
(これから最新のAndroid Studioをインストールする人は、すでにAndroid10が同梱されているかもしれませんが、次の手順で確認しましょう)
2.Android Studioでの設定
Android Studioの起動して、Toolsタブの「SDK Manager」をクリック。
そして、API Level 30の「Android10.0+(R)」にチェックをつけて
OKとしたいところですが、
Update availableとなっており、
Updateしなければチェックをつけられません。
しかし、Editから簡単にUpdateできます^^
再び、SDK Managerをみると、
チェックできるようになっているので「OK」を押します。
API Level 30のSDKは、
「C:\Users\○○\AppData\Local\Android\Sdk」に格納されているので、
それを前述のUnityがSDKとして参照するplatformsフォルダ内に
コピペすれば準備完了です。
![](https://youdoyou-motto.com/wp-content/uploads/2021/06/apilevelchange-03.jpg)
これでビルドすれば、API Level 30に対応したファイルが作成できます。
![](https://youdoyou-motto.com/wp-content/uploads/2021/06/fcc62e3f1f0c0a902eab15149abe11dc-320x180.jpg)