本ブログでは、
人間本来のパフォーマンスを引き出すチート的メソッド
”システマ”(ロシア武術として知られる)を使って、人生を攻略(ライフハック)する情報をお届けしています。
人生を攻略するには、”健康を維持する”ことが重要です。
今回は ”目の悩み”part2 ということで”老眼、白内障”の攻略方法を解説します。
その他の目の悩み
・疲れ目(眼精疲労)
・目のかすみ
・ドライアイ
・近視
・乱視(レンズによる矯正が一番ですが、少しでも発症を遅らせる)
など..
は次の記事(part1)で解説しています。
老眼、白内障は主に、高齢者の悩みです。
特に老眼は、加齢とともに誰しもが避けては通れないものであると言われています。
本当にそうなのでしょうか?
老眼は、高齢者のパフォーマンス、クオリティオブライフ(生活の質)に大きな影響を与えます。
政府の調査では、男女共に40代頃から、およそ2割の人が抱える健康の悩みとなっています。
40代はまだまだ働き盛り。
もし発症を遅らせることができるなら、その方法を知りたいものですよね?
そこで、本記事では、老眼・白内障の原因と対策法について紹介し、
さらに、チート的メソッドである”システマ”の有効性を解説します。
申し遅れました、筆者の私は、こんな人です↓↓
システマに精通し、健康の本質的改善が期待できる、システマの原理原則に感銘を受ける。
システマを標準搭載することが、人々の健康のベースを作り、さらに、高次元のパフォーマンスに繋がるとして、布教活動中。
令和の新たな時代は、システマによって、人間はアップデートできる!
と、割とマジで考えています。
1.老眼・白内障の原因
そもそも老眼、白内障とはなんぞやというところを知りましょう。
目の悩みの原因を考える上で、最低限の目の構造を理解しましょう↑
老眼とは、加齢によって、(主に近くのものに対する)ピントが合いにくくなる症状です。
老眼の原因 は、水晶体(レンズ)の柔軟性が低下することです。
これは、水晶体を構成する水晶体細胞が、加齢によって増えることで生じます。
この細胞は消化されたりしないため、増えた細胞は水晶体の中央部にどんどん押し込まれていくしかないのです。
加齢によって、水晶体は多少大きくなりますが、限界を迎えると、細胞が密集し、次第に硬くなってしまうのです。
(また、水晶体細胞に満たされている水が失われることも、硬く原因の1つと言われている)
近視は、毛様体筋が緊張状態(つまり、水晶体を厚く縮められた状態)から弛緩されず、水晶体が薄くならないことで生じますが、
老眼(遠視)は、水晶体が薄くなった状態で硬くなるため、逆に厚くならないことで生じます。
近視=主に毛様体筋の異常
老眼(遠視)=主に水晶体の異常
という認識で良いでしょう。
したがって、水晶体が硬くなるのは、遺伝子に刻まれた自然な生体現象です。
しかし、発症には個体差があることから、何かしらの対策があると信じているのですが・・。
白内障とは、水晶体が灰白色や茶褐色に濁り、物がかすんだりぼやけて見える症状です。
白内障の原因 もまた、水晶体の異常です。
水晶体内のタンパク質が酸化ストレス(加齢、紫外線など)によって異常をきたすことで、白濁してしまうのです。
白内障には、さまざまな種類*がありますが、最も多いのは加齢性白内障です。
*参天製薬㈱サイトにて、わかりやすくまとめられています。
先天性や外傷性、合併症によるものなどがあります。
老眼に続き、こちらも加齢という避けられないものが原因です・・・。
とはいえ、
白内障は、加齢に伴う酸化ストレスの蓄積が原因と言えますので、
対策がないことはなさそうですね!
どちらも加齢による不調ということで、
次の項で、両方ともまとめて予防法・対処法を知っておきましょう。
2.一般的な対処法
それでは、一般的に推奨されている対処法を紹介します。
予防法と対処法は次の通り。
予防法
ポイントは、
★老眼には、水晶体の伸縮性をキープすること!
★白内障には、酸化ストレスをためないこと!
これらを押さえるのに、次の習慣がおすすめです。
目の体操を行う
これにより、水晶体を伸ばしたり、縮めたりする毛様体筋を活性化させることができます。
水晶体が硬くなる生理現象は止められないものですが、
それを伸縮させる毛様体筋を強化することで、
ピント調節機能を保ち、老眼を遅らせることが可能だそうです。
同時に、目の筋肉のストレッチ効果もあり、血行が良くなることで、
目にたまる酸化ストレスの解消を促すことができます。
体操の例
・遠く、近くを見ることを繰り返す
・まぶたの開閉(ギュッと閉じて、パッと開く)
・目玉をぐるぐる1周させる
参考:eo健康サイト
運動習慣をもつ
運動は、全身の血行を良くすることに効果的です。
毛様体筋の機能維持、酸化ストレス解消の観点から、血液の供給に異常がないのが理想です。
また、運動をすれば、ダイナミックに目を動かす機会にもなるので、自然と目の体操にもなりますね。
そして、ここからは酸化ストレスの蓄積を抑えるための予防法です。
紫外線を防ぐ
「目のかすみ」は、目の疲れだけでなく、水晶体の濁りによるものもあります。
紫外線は、水晶体に含まれる蛋白質に酸化ストレスをもたらし、蛋白質を凝集させます。その結果、水晶体が濁り、ひどい場合、白内障にいたります。
UVカットサングラスや日傘を活用しましょう。
目に良い栄養成分を摂取する
これは酸化ストレスを解消するための方法です。
バランスの良い食事ができていることは大前提として、
目に良いとされる
ビタミンA、C、E(抗酸化ビタミンのエースと呼ばれます)、
ルテインやアスタキサンチンというカロテノイド類(抗酸化成分)
を含むものを摂ると、目における酸化ストレスを抑えることができます。
ルテインはほうれん草のような緑黄色野菜、
アスタキサンチンはサケやイクラのような赤色の海産物から摂ることができます。
その他、酸化ストレスを蓄積する要因(睡眠不足、喫煙、脱水状態など)をできるだけ取り除くようにしましょう。
対処法
すでに発症してしまっている場合、
進行を遅くするために予防法の継続とともに、次の措置を取ります。
老眼鏡をつくる
第一に、近くが見えにくいストレスを解消しましょう。
そのストレスが、目の疲労を生み、頭痛などの種々の不調にもつながってしまうからです。
老眼鏡をつくるために、眼科を受診した際、白内障のチェックもしてもらえれば、一石二鳥ですね。
点眼薬を試す
眼科を受診した後の話ですが、必要ならば処方箋がもらえます。
老眼や白内障を直接治す薬は、まだ開発されていない?ようですが、
進行を遅らせる効果のある薬があります。
3.システマの有効性
一般的に言われている
老眼や白内障の予防法をみると、
血行の改善が求められいることがわかると思います。
血行が悪くなる要因の1つは、
食生活もありますが、
なんといってもストレスです!!
人間はストレスを感じると、自律神経系*の交感神経が活性化します。
*自律神経とは、意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。
交感神経が活性化すると、
筋肉の緊張や血管の収縮が無意識に起こり、
血行が悪くなります。
とてもシンプルですね。
ストレスによる自律神経系への影響について、詳細は↓↓
人間は、社会生活の中で、さまざまなストレスを受けています。
その都度、血行が悪くなるという現象が起きています。
それは、目を含む全ての組織に影響しているのです。
ストレスを受ける → 全身の血行が悪くなる → 目に生じている酸化ストレスを解消が抑制される
そんな社会生活の中、
少し空いた時間にシステマを始めたらどうでしょう?
システマとは、
呼吸を軸としたリラックス状態を保つ練習を行うします。
軍人の格闘技が発祥なので、過酷な訓練をイメージするかもしれませんが、
”システマ”という名前となって一般人に公開されたものは、
苦労が求められるような練習はありません。
ストレスによって、自分の状態が変わることを感じられるようになっていきます。
すると、日常的にストレスを受けても、状態を戻せるようになってきます。
つまり、血行が悪い状態でいる時間が減るんです。
これが、システマは老眼や白内障にも、多少なりとも効果があると考える理由です。
また、予防法にも挙げられた運動習慣。
運動はアンチエイジングの効果、血行を活性化させる効果があります。
システマでは、歩いたり、転がったりするので、
身体に運動という刺激を与えることができます。
他のエクササイズと一線を画すのは、
リラックスを最重要項目として、取り組むワークフローです。
うまくできるとかそんなものはどうでもよいのです。
個人個人が、ストレスフリーに動けるようになることが重要なのです。
少し脱線してしまいましたが、
運動習慣にもなるという点で、老眼や白内障の予防にもなりえるのです。
ということで、
40代から悩みの種として生じやすい「目がかすむ、見えづらい」は、
老眼や白内障の前触れ。
本記事を参考にして、
発症前には予防法を、
発症後には、進行の抑制のために予防法と対処法を
行ってみてください。
そして、システマに興味があれば、システマの関連のその他も記事もチェック!!
認識を変えたときから、あなたは立派なシステマーです。
下の記事をぜひご参考ください。
それでは!