人生は、自分の身につけたいスキルを獲得し、
困難を乗り越えるロールプレイングゲームのようなものです。
その困難が、他の人には解決できなくとも自分が解決できたとき、
自分の存在意義を感じられたり、
社会的に評価されて、承認欲求が満たされ、幸福を感じるのだと思います。
もちろん生きているだけで、十分幸せなはずですが、
社会が成熟し、生活が便利になっていくと、
”幸せ”というものは、相対的な基準で判断してしまうにようになりがちですね^^;
つまり、存在意義や承認欲求から生じる幸福を得たいのであれば、
困難を解決するスキルの獲得が、必要になってくるわけです。
例えば、機械工学の知識や医師・薬剤師の資格などなど・・・
そこで、本記事では、
おそらく、多くのスキル習得に共通するであろう、重要な要素を紹介したいと思います。
これを知らずに、勉強しても効率的に身につかなかったり、
習得したとしても、すぐに忘れるという事態に陥ります。
さぁ無駄を取り除こう♪
1.スキル習得に必要な要素
1-1.明確な動機・必要性
自分がそのスキルを身につける理由は、何でしょうか?
例① 就職に有利になる?
例② 人から良く評価される?
例③ アイデンティティ、ポートフォリオ(実績)になる?
こんな理由はダメだとは言いませんが、
その理由が満たされた後の展開を考えてみましょう。
例①’ 就職してからも直接的に機能するモノか?
例えば、TOEIC800点以上が採用条件の企業に入りたいとします。
TOEIC800点という実績自体は、その人を評価する資質として有効なので、この基準を設けるのは戦略として成立します。
しかし、その資格を得る側として、
その採用条件を満たすためだけに、
これからTOEICを頑張るのは利口と言えません。
入社して、もしも英語に触れない業務についた場合、その英語力は衰退します。
学ぶための明確な動機だった”就職”が満たされたから、です。
英語力が確実に業務で使うところに就職したのであれば、
必要性が生じるため、そのスキルは永続的に機能し、
英語力はさらに向上し、
あなたの確固たる武器(業務に使える英語力)となります。
なので、英語を使う業務に従事できるという確証を得てから、学ぶのが良いでしょう。
すると、これから学ぶ英語力は、
就職する以上の動機となるので、よりスキル習得を促すものになります。
さらに、英語を習得しなければ、生きていけない‥
そういう状況の人は、明確な動機と必要性が満たされるので、さらに身につけるのが早くなります。
※人生の逆転劇なるものは、これら2つが満たされるから起こりえるのでしょうね
例②、例③は、動機としてぼんやりしています。
人から良く評価されてどうなるのか?
良く評価されなかったら不幸になるのか?
評判を良くしたい、良く評価されて昇進したいという願望に近いモノほど、
あなたの気分や価値観の変化によって、その学ぶパワーが変わるため、スキルの習得に時間がかかったり、諦めてしまったりします。
”アイデンティティやポートフォリオになる”であれば、
そうなったら、どうなりえるのか、を明らかにしておく必要があります。
”なんか人生有利に進みそう”とか”自分の取り柄になる”
という明確でない動機にたどり着いてしまうからです。
これではスキル習得の中でぶち当たる壁や苦労を超えられません。
その取り柄によって、どんな確実的なメリットがあるのか洗い出してみましょう。
良い評価を得たいのであれば、そのスキルは他者に恩恵をもたらすかどうか?
他者の問題を解決できるスキルかどうか?
それを考えてみると良いです。
ここで、
「全てがすべて損得勘定で動くような人間になりたくない!!」
と思う人もいるでしょう。
これは、損得を明確化できた者だけが言う権利だと思います。
そうでなければ、”思考の逃げ”に過ぎません。
世の中、自分が予期した通りにならない事がほとんどです。
抽象的なモノ→具体的なモノに落とし込める思考の習慣をもたなければ、
失敗の確率が上がるでしょう。
ここで主張したいことは、
例②、例③の人は、
ほぼ確実と担保されたメリットがあるのをわかった上で、
学びにとりかかるべきということです。
そのメリットが多いほど、あなたの学ぶパワーに変わりからです。
少し熱く語り過ぎましたね^^;
1-2.環境
これは、英語で例えるとわかりやすいですね。
英語を身につけるならば、英語を使わざるを得ない環境に身をおくことで、圧倒的に習得スピードが早くなります。
これは必ず留学すべきというわけでなく、
日本にいても、これに近い環境を作れます。
ネイティブと話せる英会話教室にできるだけ多く通うことです。
そこでは日本語禁止という条件が良いですね。
すると、あなたの身体が英語を使わなければいけない、と適応してくれるようになり、英語を話す力、聞く力が向上していきます。
これは要するに、環境を変えれば、1-1.の必要性が満たされてくるからです。
英会話教室に通うのは高くて面倒?
今の時代はオンラインサービスで、この環境を作る事ができます。
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環境を用意するのが難しいスキルの場合は、
そのスキルを使わないとできない課題を定期的に設けることです。
猿に棒を使わせるスキルを身につかせるために、
食料を高いところに引っかけておくのと同じ原理ですね^^
1-3.継続
スキル習得において、どんなに才能がなくても継続さえすれば、必ず習得できます(モチベーションの継続も含めて)。
なので、学び始める際は、継続できそうかどうかをよく考えましょう。
100%で1か月間コミットするよりも、30%をほぼ永続的にコミットするほうが、負担なく身体に定着します。
もちろん、時間的余裕がない方は、100%で習得するまでコミットするのがよいですが、
1-1.でも触れたように、0%コミットになった瞬間からスキルの衰退がはじまります。
あなたがこれから習得したいスキルが継続的にアウトプットできるものか、もしくはその状況を作れるかどうか(仕事にしてしまえるかどうか)、を考えてみることをおススメします。
ちなみに、私が現代で、間違いなく習得すべき英語の場合、
一度身につければ、海外の人とコミュニケーションをとれる機会はたくさんあるので、
継続できるかという観点は満たせます。
ビジネスで使われるのが最も良いですが、SNSは世界とつながっているので、色んな人と興味あることで交流を図ればよいかと思います。
そういった冒険が、予想だにしない人生展開を生む可能性もありますしね^^
英語は可能性を広げてくれるツールです。
こちらの記事もよければご参考ください↓
以上、スキル習得において重要な要素を述べてきました。
大切な時間とお金を投資するスキル習得、
より効率的に、自分の人生を幸せにするモノにしていきましょう♪