前回、いまどきのDJ習得方法として、
”DJスクール”があることを見つけました!
早速、気になって無料体験してきたので、ここにレポートします。
向かった場所は、
日本一の輩出実績と在籍生徒数を誇るらしい
”ⅢFAITHS DJ SCHOOL”!!
全国(渋谷、原宿、群馬、岡山、千葉、石川、仙台)に校舎を構えていますが、
私は、渋谷校(渋谷駅から道玄坂へ徒歩8分のところ)に行きました。
DJのスクール設立も日本で最古らしい本スクールですが、
そのDJスキル習得に向けたカリキュラムやシステム
そして、構内の雰囲気を体感してきました!
1.DJスクールの体験申込み
本スクール公式サイトより、無料体験申込みができます。
申し込みの際に、”お好きな音楽ジャンル”を記載するところがあります。
絶対とは言い切れませんが、
ここでジャンルを記載すると、
体験の際に講師の方が、
そのジャンルの音楽を操ってみせてくれることでしょう~^^
(ちなみに、私はR&BやHIPHOPを注文しました)
体験の日程は、希望日時の候補を記入します。
すると、メール返信で体験日時の提案があります。
体験は1時間のようでした。
持ち物は、資料などが入るカバンがあれば良いくらいです。
それでは早速行ってみましょう!
2.教室の雰囲気
スクールは階段で下りた、地下1階にありました。
おそらく地下の方が防音に優れているからでしょうね。
スクールを訪れると、すぐそこには
複数のDJ機材が壁に向かって並べられた、
空間が広がっていました。
意外にも、教室には、個室や仕切りがない!のです!
プライバシーがない!と思われるかもしれませんが、
これは、
講師や生徒間のレッスンやコミュニケーションを円滑するための工夫で
本スクールの”風通しの良さ”につながっていると思いました。
趣味のレッスンや習い事は、
講師と生徒だけのコミュニケーションで終わることが多いので、
仲間が増えやすい仕掛けは、スクールとして重要ですよね。
たとえ仕切りがなくても、
音楽はヘッドホンでしっかり集中して聞けるので、
レッスンの障害にもならなそうです。
講師の調整で、時に音を外に出してみたりもしていました。
クラブのような『爆音環境』ではないものの、
肌で感じられる音量とハイクオリティな音が
Pioneerのスピーカーから流れるとテンション上がります^^
なお、ユーザー層について、
私の体験の際に、レッスンや自主練習に来ていた生徒は、
男性3人、女性2人でした。
男性は20代~40代、女性は20代っぽく見えました。
これは予想ですが、
男性はいくつになっても趣味を嗜み続けますが、
女性は子供ができると、男性よりわが子に投資(教育)するからなのでしょう。
だから、女性は若い人が多いのかと思います。
(たまたまかもしれませんが。)
ま、とにかく
ここでなら、共通の趣味をもった良い仲間に出会えそうだということです^^
3.無料体験の内容
予定より少し早めに着き、ふかふかのソファーに座って、
教室を見渡していると、講師の方が現れ、
以下のような流れで、体験させていただきました。
①アンケート
体験申込の理由や何で知ったかなど、を記入しました。
②プロモーションビデオの視聴
DJスクールの設立理由、講師や卒業生へのインタビューが収録されていました。
③通常コースのカリキュラム説明
DJといっても、ミックスやアレンジ、楽曲制作、ターンテーブルテクニックなど、とても奥深いです。
それらのスキルが身につけば、
クラブDJやアーティストとして音楽を提供する仕事ができたり、
テクニックを競うDJバトルのような大会に挑戦したり、
楽しみが増えてくるばかりですね^^
スクールには、各方向性ごとに応用コースが設けられていますが、
それらの応用コースを受講するには、
DJの基礎をしっかり身につける”通常コース”を卒業する必要があるそうです。
DJとして”名をとどろかせる”、”ビッグビジネスをする”というわけでなければ、
通常コースの受講だけで十分に、人々を楽しませるDJになれます。
(基盤ができると、自分で上達していきやすくなる)
通常コースでどのような基盤ができるのか、
ざっくりではありますが、以下に習得する内容を紹介します。
楽曲の入手方法
高品質な楽曲を、定額でダウンロードする方法です。DJは、ここぞという時にマッチした音楽を提供できる必要があります。たくさんの楽曲に触れ、ストックするために、専用のサイトを使えるようでなければなりません。
機材の基本操作
DJ機材は多くのボタンやスイッチが搭載されていますが、
基本的に音楽を”重ねる・繋げる”なら、一部のボタンだけで十分です。
どんな操作が基礎で、呼吸するかのように扱えるべきなのか・・
独学では気づけない先人からのアドバイスにより、効率的に上達できます。
イベントによって用意されたDJ基材は変わるので、ボタンなどの配置も異なる場合があるらしいが、スクールのいろんな機材や講師のアドバイスより、対応力が身につけられるとのことです。
曲に関する知識と繋げるスキル
音楽のジャンルにおける法則を知識として知らなければ、
安定して繋ぐことはできません。
また、繋ぐためにはBPMという音楽のスピードを調節したり、
音を流しながら、次の曲の適切なパートを探索するスキルを学びます。
この辺りが手慣れているかどうかで、素人とDJ学習者の差が現れそうです。
リストに基づいて30~60分を回し続けるスキル
完全にゼロから即興でつなぐのは、まだまだ至難。
その前に、あらかじめ流す曲のリストを作った上で、繋いでいくスキルを学びます。
即興で曲をつなぐスキル
どのような曲にも即興でつなげられるようになって初めて、
DJのバトンを受け取ることできるようになります。
※通常、数時間のクラブタイムを、数名のDJが交代で回します
特に、ジャンルが違うと、自然につなぐのが難しくなります。
が、それを繋ぐことでオーディエンスは沸くのかもしれません^^
実践経験
コースには、実演型のレッスンが含まれており、人前でDJを披露することや、自身のMIX CDを作成することもできます。
さらに、希望があれば、どんどん大きな舞台で実演させられると、おっしゃっておりましたよ(@@;
こんなテンコ盛りにも関わらず、「通常コース」なのです!
DJ名乗れるレベルは保証されそうですよね^^
また、通常コース卒業後についても、聞いてみました!
なんと卒業生は本スクール出入り自由!!
高級な機材を使って練習し放題!!
&気軽に講師に相談もできちゃう!!
お金はないけど時間はある、
といった学生は通い詰めて、DJモンスターになれるチャンスです@@;
イベントへの出演も希望すれば、プッシュしていただけるとのこと!
(さすが日本一を謳うDJスクール)
このスクールに通えば、DJ人生がマジで始められますね・・・
”スキルの上達”、”コミュニティの形成”、”イベントへの出演”
の三拍子がそろった、充実し過ぎの環境ですよ!
好きを仕事にするルートの1つと言っても、過言ではないでしょう。
④DJ機材を触ってみる
説明の後、実際のレッスンに使う高級DJ機材を触らせてもらえます。
とはいえ、はじめは全然わからないので、
言われるままにボタンを押したり、ターンテーブルを回すのがやっと!
ヘッドホンで次の曲を聴きながら、ピッチを合わせて曲をつなぐなどなど
独学ですぐにできるものではないという難しさは痛感できました^^;
(このとき、体験申込み時に伝えた、好きなジャンルで曲をつなぐが体験できます)
講師の方が実践すると、本当に綺麗で、違和感がなさすぎました。
この気持ちよさがクセになるんだろうなぁ、と素人ながら思いました。
リズムの異なる曲を、フェードインやループをさせてつなぐといった、
多彩なテクニックを見せてもらいましたが、
その即興性は、まさに曲を操るさまで、興奮しました!
私はダンスをやっていたので、
ダンスのバトルDJが曲を変えたりするのは、
それほど新鮮ではないと思っていましたが、
現役でDJされている講師の方の手さばきは、お見事でした☆彡
音楽を聴くだけ → 操り楽しむ
とステップアップされた先人(DJ)が観れますので、
その目で一度体験してみると良いでしょう。
⑤体験終了
1hが経ち、体験は終了。
体験に行ったら、絶対入会しないと気まずい??
と少々不安でしたが、
そんなことも一切なく、
「またメールなどで、DJやスクールに関する情報を送るので、ご検討くださいね!」
ということで、各種資料をいただき、体験は終了しました。
4.本DJスクール体験を終えて
興味本位だけで体験にいきましたが、日本のDJシーンは今後大きくなっていく可能性を感じました。
”風通しの良さ”は、
どのような習い事でも意識されてはいるので、
それほど驚くことではありませんが、
"スキルを学べる以外のメリット"の充実さがすごいです。
上達と活躍の場を提供されているのですから、
エスカレーターといっても過言ではないはず。
現状、私は今、やりたいことで手一杯なのですが、
時間ができたタイミングで、DJデビューしてみるのも楽しそうだなと、思ってしまいました^^
やりたいことや夢中になれることが見つかっていない若い頃に、
こんなDJスクールがあったなら、絶対やってた…と思う次第です。
なぜなら、特技として、大人になっても自分の特技・アイデンティティにできそうですよね。
自分を試したい、人生を遊び尽くしたい人ほど、
チャレンジしてみる価値はあります。
講師の方に
「DJスキルでお金稼ぎもできたりするんすかね?」
と聞いたところ、
「どのような報酬システムのイベントに出演できるようになっていくかに依りますね~」
とおっしゃっていました。
イベントでの活躍を増やし、知名度と集客力が増せば、報酬も増え、より大きなイベントに出られるようです。
自己ブランディングと自分試しという感覚で、この業界にチャレンジするのもアリですよね!
「DJ一本で食っていけるほど、業界は甘くはないけど、お小遣い稼ぎにしてる人は多い」ともおっしゃられていました。
今は複業の時代ですから、DJ中毒の天才になれなくても、ちょこちょこ楽しめる程度にイベント出演したりして、「楽しい×収入」という行いを増やすのに、DJは相性が良さそうに思います。
コロナ禍でも、検温やアルコール消毒、マスク着用で、
クラブイベントはかつてのように再開されています。
もしダメでも、趣味で楽曲制作!はカッコいいですしね!
少しでもDJをライフワークにしてみたい考えがある方は、
まずは無料体験から、この世界を覗いてみて下さい↓
それでは!