英語を話せるようになると、間違いなく人生は好転する。
国際的には、認めてもらえるための最低限の資質でもあります。
しかし、日本人が英語を習得するには、約2,500時間を要すると考えられます。
1.英語習得に要する時間の目安
次のデータがその根拠として挙げられます。
●アメリカの外交官養成局(The Foreign Service Institute(FSI))での研究データ「Language Learning Difficulty for English Speakers」
→ほぼ40代の優秀な英語ネイティブが、日本語習得に要するのが約3,000時間
●イリノイ大学の研究「Alice Omaggio Hadley”Teaching Language in Context”」
→英語ネイティブが、日本語習得するのに要するのが約2,500時間
●同志社大学の稲垣俊史教授の論文「How Long Does It Take for Japanese Speakers to Learn English?」
→日本人が英語を習得するのに約2,500時間
上記の内2つのデータは、日本人が英語を学ぶというデータではありませんが、
日本語話者が英語を習得する場合も同様の時間が必要と考えられていますので、
これら3つのデータは概ね一貫してます。
(構造的に似た言語であれば、約1000時間前後という結果も出ている)
参考:トライズ
したがって、2,500時間が英語習得に要するとみなされます。
なお、これはあくまで知識ゼロからの勉強時間の話です。
日本での中学、高校を合計した英語の学習時間は約1,200時間なので、
一般的な社会人が英語を習得する場合、残り1,300時間は費やす必要があると言えます。
2.習得までの計画を立てよう
時間はあくまで目安。
もちろん、勉強の工夫次第では、さらに短縮させることができるはずです。
英語しか話せない環境を作る・・・
強いモチベーションを作る・・・
など、下の記事がそれを考える参考になるかもしれません^^
2-1.社会人の場合
高校卒業以来、英語を学習していないという場合、
前述のように、残り約1,300時間学べば、ほぼほぼ使いこなせるという目安になります。
毎日1時間なら、4年近く・・・さすがに長すぎる。
4年間という長期継続は、
英語学習が完全に習慣化していて、とても理想的なことです。
しかし、就活やビジネスに必要なため、
できるだけすぐに習得したいと思うのが本音でしょう。
毎日2時間の積み重ねならば、2年以内(365日×2時間×2年=1406時間)、
毎日4時間ならば、1年以内(365日×4時間×1年=1406時間)に目安学習時間を満たします。
しかし、2~4時間、
座学だけではマンネリ化は避けられないでしょう。
そんなときは、英会話レッスン(25分/1回)を取り入れるのが、オススメです。
英語の上達は、声に出すのが、マストなのです。
自分が口に出すスピードより、速いリスニング力と理解力はつきません。
25分会話したら、その反省をするとともに、出てきた新たな単語や文法学習を行う。
これだけで、2時間はすぐに経つでしょう。
4時間の場合は、午前と午後に分け、2時間ずつ回していけばOK!
この手法によって、リーディング、スピーキングなど
複合的に英語力を高めていけると思います。
英会話サービスについては、オンラインのマンツーマンレッスンがオススメです。
リスニングやスピーキングの権限が常に自分に向いているので、とても練習になります。
オンラインなので隙間時間に、コスパ良く、ネイティブと話すことができますよ。
こんな便利なサービス、昔はなかったので、
2500時間という習得に要する時間も、今後減っていくかもしれません。
ちなみに、大人なら、迷いなく”DMM英会話”がオススメ!
何せ2013年からDMM社で始まったもので、
サービスも充実していて、コスパが化け物です。
2-1.未就学児童または小学生の場合
英語の学習をまだ始めていない小さな子供の場合、
焦ることなく、子供が楽しみつつ、習慣化できる分量で継続させましょう。
早い時期ほど適応能力に優れているので、
英語と日本語の区別さえわかれば、学習を始めてよいかもしれません。
学校で本格的に授業が始まる(英語が教科になる)のは、小学校5年生です。
小学校卒業時、総学習時間が2,500時間に到達し、
英語が使いこなせるレベルになると、人生はイージーモードに突入できます!!
子供向けのオンライン英会話では、
レッスンのやり方を工夫し、子供の注意を引き付けてくれるので
育児の負担を軽減させる役割もあり、一石二鳥です!
オンライン英会話の”ワールドアイキッズ”を受講する子供の中には、
小学生の内に英検2級合格(高校卒業レベル)を果たす子も少なくありません。
1日1時間の英語を毎日継続したら、7年で約2500時間に達します(365日×1時間×7年=1406時間)。
ちなみに、小学5~6年生では年間70単位時間(週2コマ)の英語教科が実施されるので、
1年で、45分×70単位=3150分=5.25時間 の学習時間が提供されます。
学校の授業だけでは英語習得にいたるのは途方もないことがわかりますね・・・。
小さな頃、毎日コツコツ積み上げ、英語スタンダード教育を提供させるのが、
最終的に最も子供に負担がないはずですよ^^
以上、ご参考まで。
英語能力への投資ができないと、ガチで一生苦労する…↓