本記事では、”スマホ決済アプリの選び方”という記事(下のバーナー参照)では、
候補に入れなかったLINE Payについて、解説します。
なぜ候補に入れなかったかというと、
お得なサービスが、特定のユーザーに限定的すぎるからです。
その点は、楽天ペイも該当するのですが、
楽天ペイは
主要なケータイキャリア会社で、
大きな経済圏を確立しているという観点から
”スマホ決済アプリの選び方(4選)”に選出したわけです。
しかし、
LINE Payは特定のユーザー(LINE経済圏の方)には、とてもお得なのも事実。
そのお得さはau payやd払い、PayPayに匹敵するほどです。
LINE経済圏の方、「お得の内容次第で移行するよ」という方には
LINE Payを整理して、理解できる情報になると思います。
(一応、大手ケータイキャリア4社のスペックと並べて示しますね)
2020年5月よりルールが一新されたため、
何も知らずに、LINE Payを使っていると、
大損している可能性があります。
なので、要チェックです!!
新ルールのLINE Payの損しない使い方がわかる
1.LINE Payのスペック
それでは、前回の形式と同じように説明していきます!
1-1.支払いに関する基本ルール(還元率やクレカ連携)
アプリ | 支払い方法 | 通常還元率 | 通常還元とクレカ還元の連携(ポイント2重取り) |
au pay | チャージ払い | 0.5% | 〇:クレカでチャージ可能 |
d払い | チャージ払い、クレカ払い | 0.5% 以上 | 〇:クレカ払い |
PayPay | チャージ払い、クレカ払い* | 0.5~1.5% | △:裏技でキャリアユーザーは可能 |
楽天ペイ | クレカ払い | 0% | ー |
LINE Pay | チャージ払い、ポイント払い、 クレカ払い*、チャージ&ペイ |
0% チャージ&ペイ利用時は 1~3% |
ー |
①通常還元率は0%、チャージ&ペイなら1~3%以上が可能
たいていのお得なスマホ決済アプリは、
チャージ払いを行えば、アプリ自体の通常還元が受けられますが(相場0.5%)、LINE Payにはそれがありません。。
チャージ払い、ポイント払い、クレカ払いを行っても、LINEポイントは1ポイントも還元されないのです。
ただし、チャージ&ペイという支払い方法であれば、
LINE Pay独自のランクシステムが適用されて、
最低でも1%のLINEポイント還元が受けられます。
VISA LINE Payクレジットカードを、アカウントに登録することによって、事前のチャージが不要で支払えるシステム。
要するに、LINEポイントが貯まるVISA LINE Payクレジットカードによるクレカ払い。
なお、*で示していますが、
LINE Payでは、LINEが展開するオンラインサービス以外では、
通常のクレカ払いができない仕様になっています。
街でもネットでもクレカ払いがしたければ、
VISA LINE Payクレカを発行して使いなさい~、ということなのです。
つまり、VISA LINE Payクレカを持っていない場合、
通常の買い物においては、「チャージ払いをするツール」でしかありません。
通常還元率0%で、ポイント2重取りができない
”楽天ペイ”のチャージ払い版といったところでしょうか。
(楽天ペイはクレカ払いのみ)
批評ばかりしていますが、良い点もあります。
それはクーポン、支払い以外でのポイントの貯めやすさ・・(詳細は後述)。
とりあえず、この項では支払いに関して、述べていきます。
支払いにおいて、一般ユーザーはメリットがありませんが、
VISA LINE Payクレカをもつと、景色が変わります!!
スマホ決済アプリ界で、トップレベルの還元率が得られるものになります!!
なぜかといいますと、
チャージ&ペイを行えるので、
ランクシステム「マイランク」の対象になるからです!!
それまでは、通常のチャージ払いでもポイント還元は受けられていたのですが・・改悪されてしまいました。
マイランクは、過去6ヵ月のLINEポイント獲得数に応じて格付けされます。
ランクが上位になるほど、クーポンの獲得枚数、支払い時の還元率、LINEサービス利用料の還元率が異なってきます。
プラチナランクであれば、支払い時の還元率3%!
ドコモのヘビーユーザーなら「0.5%+1%(クレカ還元率の相場)+最大7%*=8.5%」 d払いでクレカ払いの場合:
*dポイントスーパー還元プログラム
「0.5%+1%(クレカ還元率の相場)=1.5%」 au payでクレカによるチャージ払いの場合:
そうです、あのau payにも勝る還元が受けられるのです。
ちなみに、プラチナになるための5000ポイントを集める難易度については、、
ポイント還元率1%で考えると、500,000円分!?
6ヵ月間でそんなにPayしない?
ご安心を^^
LINE Payは、支払い以外でポイントを集めるのに、非常に優れているのです。
それは次の項で解説していきましょう。
1.2 キャンペーンやオプション機能
LINE Payは、オプションの機能が充実しています。
アプリ | キャンペーンの対象条件 | クーポン | 送金 | 請求書払い | 起動可能なポイントカード |
au pay | チャージ払い | △ | 〇 | △ | Pontaポイントカード |
d払い | チャージ払い dカード払い |
〇 | 〇 | × | dポイントカード |
PayPay | チャージ払い 一部ヤフーカード払い |
× | 〇 | 〇 | Tポイントカード |
楽天ペイ | 全ユーザー | × | △ | × | 楽天ポイントカード |
LINE Pay | 全ユーザー(今後は未定) | 〇 | 〇 | 〇 | Tポイントカード、Pontaカードの他、店舗独自のカードも可能 |
スマホ決済アプリの醍醐味であるキャンペーンが、
ここ半年くらい音沙汰がないのが短所でありますが、
以下の長所があります。
①クーポンの種類が豊富(ランクによって利用枚数の制限あり)
②メジャーなTポイントカードやPontaカードの他、ヤマダ電機やスタバのカードも登録可能
③請求書払いが可能で、多くの支払先に対応
クーポンやポイントカードの利用イメージが下図です。
赤矢印で示すように、
「SHOPPING GO」という家電や雑貨を売っている店舗は、
支払いの際にポイントカードを提示することで、
店舗のポイントに加え、LINEポイントが0.5%または1%貯まります!
これは、他アプリにはないお得なサービスです!
また、前の項でも触れましたが、LINE Payは
支払い以外でポイントを貯めやすい という特徴があります。
LINEチラシというサービスの紹介ページを見たり、動画を観るだけでポイントが進呈されます。1ポイントと小さなものから、数百、数千ポイントという大きなものまで貯められます。ポイ活サイトとしての一面も有するということですね。
これなら、プラチナランクも、その気になれば到達できそうです^^
2.まとめ
「マイランク」というシステムがあり、LINEポイントの獲得数で格付けされる(通常還元率やクーポン利用回数などが変化)。
VISA LINE Payクレカをもっていれば、ランクによって通常還元率1~3%となる。
一般のユーザーは、店舗独自のポイントカードや広告の閲覧で貯めたLINEポイント、クーポンを利用するお得さしかない。
支払いによる還元率、オプション機能の充実性から判断すると、
VISA LINE Payクレカをもたない以上、
LINE Payは、au payやd払いよりもお得でないものと判断します。
連絡手段として使い慣らされたアプリであるため、
便利さを優先したいならば、LINE Payはおススメできます。
VISA LINE Payクレカを発行すれば、
お得さではトップレベルになります。
魅力的なクレカですが、
楽天経済圏のように、LINE経済圏がよりメジャーに発展すれば、
もっと積極的にクレカを発行する方々が増えるかもしれませんね。
最後に、
企業というのは、デメリットを隠すように自社サービスを宣伝するのが当たり前です。
ルール改正に伴い、
専用のクレカをもっていないユーザーにとって、
大幅な改悪になっている事実をどれだけの人達が気づけていいるのだろうか・・・
LINE PAyに限りませんが、
便利だけれど複雑なシステムになっているサービスには注意が必要です。
(代表的なのがケータイ業界)
ルールを常に正しく理解しておくことが重要です!
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